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第6回「住まいとコミュニティづくりNPO交流会」の記録

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住まいとコミュニティづくり
活動助成
プログラムの概要
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NPO交流会
 

これまでに実施した
プログラム
住まい・まちづくり担い手事業
200年住まい・まちづくり担い手事業
地域づくり団体の全国ネットワーク形成支援
地域づくり活動支援
住まい・まちづくり活動団体の実践的な取組みの支援

 

8月28日(土)、学士会館において、第6回「住まいとコミュニティづくり活動助成NPO交流会」を開催しました。この交流会では、「住まいとコミュニティづくり活動助成」事業の2009年度助成対象団体による活動報告を行いました。また、報告終了後の懇親会では、参加者同士の交流・懇談が行われました。当日の様子をご紹介します。


会場の様子(学士会館)

会場の様子

日時:日時:2010年8月28日(土)13:00〜19:00

・会場:学士会館(東京・神田錦町)
・参加者:助成対象13団体(23人)、選考委員4人、一般参加者74人、事務局7人
・当日のプログラム:

13:00〜13:10 プロローグ(開会の挨拶、進行方法説明等)
13:10〜15:05 活動報告 第1部
15:20〜17:00 活動報告 第2部
17:00〜17:30 エピローグ(選考委員のコメント等)
17:45〜19:00 懇親会


開会の挨拶

専務理事・篠原正積

専務理事・篠原正積
当財団の専務理事の篠原正積から、財団の現状や当助成事業の果たす役割や意義についてお話ししました。

活動報告 第一部

今回は、参加者に各団体への励ましの言葉と質問を会場内に設けたボードに貼っていただきました。各団体の報告資料とともに(資料がない団体もあります)、励ましの言葉、質問とその回答(各団体から提出していただいたもの)をご覧いただけます。
1.北海道農村地域環境研究会|北海道空知地域
活動のテーマ:空知地域における農村担い手育成を柱とする田園環境づくり
報告者:柳田良造さん 報告者:柳田良造さん
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報告概要:
地域の豊かな環境づくりのための具体的な取り組みや人材育成の方策を求めて、北海道内をはじめ他地域の実施団体への調査を行った。
・田園環境づくり実践者へのヒアリング調査
・学生を対象とした農業体験、空間調査に基づくデザイン演習
・行政、大学・高校等教育機関へのヒアリング調査
今後は、環境体験プログラムを盛り込んだ農園レストランの開設等、環境保全型農業の実践に貢献する活動を展開していきたい。


2.特定非営利活動法人アートチャレンジ滝川|北海道滝川市
活動のテーマ:太郎吉蔵 短編映画会+オープンカフェ
報告者:斉藤浩二さん 報告者:斉藤浩二さん
[クリックしてください:PDF234kb]
[クリックしてください:PDF8kb]

報告概要:
アートやデザインを通したまちづくりを進めるため、太郎吉蔵を拠点として活用したイベント開催やカフェ運営を試みて、今後の活動の可能性を検討した。
・ 短編映画会とアートワークショップ&展示会の開催
・ オープンカフェ開設
・ オリジナルケーキ開発
今後は、魅力的な「人」と「芸術」にふれる機会を数多くつくり、外から「人が集まるまち」にしていきたい。


3.特定非営利活動法人関善賑わい屋敷|秋田県鹿角市
活動テーマ:明治の町家がつなぐ「花輪朝市・賑わい計画」
報告者:奈良学さん 報告者:奈良学さん
[クリックしてください:PDF82kb]
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報告概要:
団体が所有している歴史的建造物の目の前で開催されている「朝市」を、まちの活性化の核とすることを目指し、賑わいを取り戻すためのPRやイベントを行った。
・市日新聞を発行 ポスターの制作
・なべっこ祭り等のイベントやフリーマーケット、写真展の開催
・ディスクジョッキー放送の実施 
今後は、朝市の施設の改修工事も行われるので、鹿角市と協力しながらこれまで以上に集客が得られるよう取り組んでいきたい。


4.鳥越・「おかず横丁」繁盛計画実行委員会|東京都台東区
活動テーマ:鳥越・「おかず横丁」繁盛計画
報告者:萩原幸さん 報告者:萩原幸さん
報告者:坂庭國晴さん 報告者:坂庭國晴さん
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報告概要:
かつては職人の町の台所として惣菜を売る店が軒を連ねた「おかず横丁」の活性化を図るために、空き店舗を工房として活用する検討等を行った。
・ 空き店舗調査
・ 地域についての書籍を発刊した元住民による講演会の開催
・ 各店舗の品々の試食会
・ まち歩きNPOの受け入れ
・ 地域資源として看板建築を再認識
今後は、商店街だけでなく鳥越地域全体の活性化と多くの人が安心して住み続けられるまちを目指して、活動していきたい。


5.特定非営利活動法人まちなか映画館再生委員会|新潟県上越市
活動テーマ:刻み続けた時は百年、街に映画館を再び・・・
報告者:関由有子さん 報告者:関由有子さん
報告者:岸田國昭さん 報告者:岸田國昭さん
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報告概要:
1911年に建築された映画館(劇場から活動写真館、その後常設映画館、成人映画館へと変遷)を中心市街地活性化の一拠点とするための活動を行った。
・館内の大掃除
・客席の椅子の張替え等
・映画上映やその他のイベント開催
今後は、名画鑑賞会や出前上映会等で世界館の維持や修繕費用を賄い、他地域の小規模映画館と広域連携を図りたい。

6.船橋美し学園街づくり館運営協議会|千葉県船橋市
活動テーマ:街づくり館活用新旧コミュニティ融合地産地消推進事業
報告者:山本密子さん 報告者:山本密子さん 
報告者:野口知恵子さん+山本密子さん+鹿島千代子さん 報告者:野口知恵子さん(左)+山本密子さん(中央)+鹿島千代子さん(右)
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報告概要:
新興住宅地のコミュニティづくりの拠点「街づくり館」で、主婦のコンシェルジュが地元の農家の野菜販売を行い、新旧住民の交流を図った。
・販売促進に向けた街づくり館内の整備(壁面除却、流し台の設置)
・定期的な野菜の販売(週2回)及び地元のイベントへの出店
・出品者(周辺農家、他地域協力者)の拡大
今後は、生産者に多品種少量生産への協力を促す等で売上を安定させ、野菜販売をきっかけに街づくり館の利用拡大にも努めたい。

7.特定非営利活動法人アートNPOヒミング|富山県氷見市
活動テーマ:氷見市の魅力を創造するアートセンター形成事業
報告者:高野織衣さん 報告者:高野織衣さん
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報告概要:
町の歴史的な建物である石蔵を改修し、団体の事務局機能を備えたアートセンターとして、多彩なイベントや飲食物の提供を行った。
・蔵の清掃
・セルフビルドで蔵の改修
・展覧会・ワークショップ・レクチャー実施
・オリジナルフードの販売
・天馬船の造船・遊覧
今後は、より多くの人の参加を促すため、アートに関連するイベントや講座を開催し、常に新しい発見がある場所づくりに努めたい。

活動報告 第二部

8.特定非営利活動法人文化資源活用協会|山梨県北杜市
活動テーマ:「RE」温故知新の暮らしとコミュニティデザイン 〜デザイナー木村二郎から学ぶ〜
報告者:吉本標実さん 報告者:吉本標実さん
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報告概要:
地域に移住し、2004年に亡くなった木村二郎氏(アーティスト・デザイナー)が遺した作品(建物、家具、オブジェ等)を通して、魅力的な空間の提案を行った。
・ 関係者へのヒアリング
・ 回顧展開催
・ 作品資料のアーカイヴ化(インターネット、冊子、マップ)
・ 回顧展の空間プロデューサーを招いたワークショップ
今後は、地域資源・文化の伝承を図ることで幅広い世代のつながりや参加を促し、魅力的な空間づくりを推進していきたい。


9.小布施・地瓦を復活させる会|長野県小布施町
活動テーマ:達磨窯の建設と地瓦生産技術の習得
報告者:金石健太さん 報告者:金石健太さん
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報告概要:
地域の町並みに適した地瓦を入手するのは困難なことから、自ら瓦を焼くための達磨窯を作るための活動を行った。
・開発許可の申請及び取得、農地転用許可の取得等の行政手続き
・全国の瓦職人とのネットワークの形成
・上屋建設と達磨窯建設
今後は、小布施の景観にふさわしい地瓦と、小布施特有のデザイン性を持つ鬼瓦を生産し地域に供給していきたい。


10.特定非営利活動法人グローバルヒューマン|滋賀県高島市
活動テーマ:農山漁村活性化のコミュニティハウス創設と居住支援
報告者:水野雅男さん 報告者:高橋英夫さん
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報告概要:
地域の疲弊した状況やホームレス等の貧困問題の解決方策を見出したいと考え、地域に固有の資源を活用した事業を展開した。
・元ホームレスによる民家の改修(コミュニティサービス提供のための拠点づくり)
・ホンモロコの養殖
今後は、地域の農業・林業・漁業を活性化させるような収益事業を確立し、ホームレス等を事業の担い手として活用していきたい。

11.特定非営利活動法人尾道空き家再生プロジェクト|広島県尾道市
活動テーマ:“石鍋荘”からの尾道駅裏活性化プロジェクト
報告者:豊田雅子さん+新田悟朗さん 報告者:新田悟朗さん(右)+豊田雅子さん(左)
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報告概要:
老朽化が進む三軒家町の空きアパートを改修して、工房やギャラリーへ再生し、多様な人が集う情報発信拠点とするための活動を行った。
・アパート改修作業
・入居者会議
・入居者によるイベント
・オープンアパートメント
今後は、エリアマップを完成させて、当アパートを尾道の情報発信基地や活性化の拠点として位置づけていきたい。


12.白保村ゆらてぃく憲章推進委員会|沖縄県石垣市
活動テーマ:“ゆいまーる”による伝統的な街並み景観の修復事業 その2
報告者:柳田千晶さん+金嶺光江さん 報告者:柳田千晶さん(左)+金嶺光江さん(右)
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報告概要:
居住者が協力しあいながら、集落の中心的な通りを対象とした伝統的な街並みの修景や周辺農地の緑化を行った。
・ゆいまーるによる石積み、石タイル貼り
・農地への植栽
・伝統的な景観を有する民家での絵本の読み聞かせ
今後は、各家の門や屋根にシーサーを飾る運動を開始する等の修景事業を継続するとともに、本格的な活動のため法人化を図りたい。

13.特定非営利活動法人輪島土蔵文化研究会|石川県輪島市
活動テーマ:被災土蔵を「左官技術研修蔵」として修復活用する事業
報告者:水野雅男さん 報告者:水野雅男さん
[クリックしてください:PDF328kb]
[クリックしてください:PDF8kb]
   
報告内容:
能登半島地震で被害を受けた土蔵を活用して、若手左官職人育成のために伝統的な工法による修復研修を行った。
・土蔵の実態調査、研修蔵の獲得
・土蔵修復及び技術研修ワークショップ
・土蔵レストランオープンに向けた社会実験
・活動資金確保のための寄付システム「土蔵へどうぞ」の開始
今後は、左官技術研修プログラムの継続、土蔵レストランの開業、そして土蔵・工房(輪島塗)コンシェルジュ事業を展開して事業化を進めたい。

選考委員のコメント
手嶋尚人氏 選考委員:手嶋尚人氏
全体の感想:
現場の声を聴くことができて元気になった。これからの日本人の生き方が、どうあったらいいのかを考えさせられた。
感銘を受けた団体:
「船橋美し学園街づくり館運営協議会」
最初は開発側(UR)の予算で始まったのだと思うが、自分たちのテーマに転換して、行政や業者の発想ではなく、住民の発想で農と結びついて地産地消へ現実に動いていっている点が、優れていると感じた。
「アートNPOヒミング」
アートがまちの人にどう溶け込んでいくのか、まちづくりのためのアートが展開しそうで応援したい。
高見沢実氏 選考委員:高見沢実氏
全体の感想:
全体としてレベルが高い(プレゼンの映像がきれいなで音楽までついている)。都市計画の専門家として、まちの活性化に新しいやり方があるのではないかというヒントを得られた。

 

感銘を受けた団体:
「白保村ゆらてぃく憲章推進委員会」
都市計画にはたくさんの法律があり、これらに縛られがちになるが、ここの活動は大変シンプルで、生活に根ざして一番大切なことは何かを絞り込んで考え抜かれている。原点に帰ってまちづくりをすべきでないかと考えさせられた。
鈴木輝隆氏 選考委員:鈴木輝隆氏
全体の感想:
地方を訪れると、女性や学生などの若い人が活躍していることが印象的だ。また、まちづくりにも品質が問われる時代であることを痛感した。全般的にセンスがいいものが多い。
感銘を受けた団体:
多くの現場に足を運び、その場ごとに思い入れがあるが、10年ぶりに再会した「小布施・地瓦を復活させる会」のメンバーの成長ぶりに目をみはった。また、「尾道空き家再生プロジェクト」のメンバーも大学を出てNPOに勤めるなど、若者の活躍に勇気づけられる。現在の日本において、そこの場所に行くと元気になるということは、地域の魅力の重要な要素だと思う。
小林郁雄氏 選考委員長:小林郁雄氏
全体の感想:
当初の申請の実現を把握できるので、選考委員として交流会が一番楽しい。全般的に女性の活動が多く、瓦や土壁をつくるなど、日本の伝統産業は捨てたものではないと感じた。
感銘を受けた団体:
「街なか映画館再生委員会」「小布施・地瓦を復活させる会」
街なか〜では、メンバーが現在の仕事を辞めておみやげ屋を始め、小布施では、専門家ではない若者が瓦を焼く。このように、人生を賭けてやるぞ!という人が現れてきた。活動が、その人の人生を変えてしまうまでに至っていることは、すごいことだと思う。

懇親会
金嶺光江さん、横目貞子さん、柳田千晶さん 三線の演奏と踊りを披露してくださった金嶺光江さん、横目貞子さん、柳田千晶さん(白保村ゆらてぃく憲章推進委員会)
ハーモニカ演奏者:波木克己さん ハーモニカ演奏者:波木克己さん
波木さんと横目さんの協演 波木さんと横目さんの協演
会場のようす 会場のようす

フライヤー
「住まいとコミュニティづくりNPO交流会」フライヤー    

左の画像をクリックすると、ダウンロードできます。[design:梅原真]




 
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