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第18回「住まいとコミュニティづくり活動助成」助成対象団体
 
 


住まいとコミュニティづくり
活動助成
プログラムの概要
年度ごとの助成対象団体
NPO交流会
 

これまでに実施した
プログラム
住まい・まちづくり担い手事業
200年住まい・まちづくり担い手事業
地域づくり団体の全国ネットワーク形成支援
地域づくり活動支援
住まい・まちづくり活動団体の実践的な取組みの支援

 

住まいとコミュニティづくり活動助成は、コミュニティ施設の提案・創造、住環境の保全・向上、地域の防災・防犯、入居者参加の住まいづくりなど、広く住まいづくり・まちづくり・地域づくりに取り組むNPO・市民活動団体を支援するプログラムです。
このページでは、平成22年度(2010年度)の助成対象団体をご紹介しています。
なお、上半期の活動を中心にとりまとめた中間報告をご覧いただけます。ここをクリックしてください。

 

公募概要

[1]事業の名称
第18回住まいとコミュニティづくり活動助成
[2]募集期間
平成21年(2009年)11月16日(月)〜平成22年(2010年)1月15日(金)
[3]選考委員

委員長 小林郁雄 (神戸山手大学・神戸まちづくり研究所)
委 員 鈴木輝隆 (江戸川大学)
委 員 高見沢実 (横浜国立大学)
委 員 手嶋尚人 (東京家政大学)
委 員 寺尾 仁 (新潟大学)
委 員 保井美樹 (法政大学)
委 員 篠原正積 (ハウジングアンドコミュニティ財団)

 

※公募の詳細は、応募要項(PDFファイル:26KB)をご覧ください。

 

決定内容

[1] 応募件数 192件
[2] 助成対象数 13件
[3] 助成金総額 1005万円
[4] 助成期間 平成22年4月1日より平成23年3月31日まで
なお、これとは別に特別助成の継続助成(平成21年度からの継続)が2件(200万円)ある。
 

 

助成対象団体一覧

活動対象地域が北のものから表示しています。なお、団体の所在地と活動地域は必ずしも一致しません。

 <一般助成>
1.えき・まちネットこまつ(山形県川西町)
活動名:町民駅を中心にしたまちづくりとひとづくり
2.特定非営利活動法人森の学校(栃木県那珂川町)
活動名:月島・健武 もんじゃでどんなもんじゃ
3.池尻ロマンス座(東京都世田谷区)
活動名:映画のような「まち」づくり〜映画で地域の活性化を
4.いのちとくらしのフリースペース ねまりや 建ち上げの会(新潟県佐渡市)
活動名:子どもと共にてしごとから暮らしのいのちを発掘する
5.特定非営利活動法人循環の島研究室(新潟県佐渡市)
活動名:「生きものとの協働」拠点整備による限界集落再生
6.八尾スローアートショー実行委員会(富山県富山市)
活動名:地域とアートと学校と〜拠点化と継続化を目指す
7.特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋(大阪府大阪市)
活動名:生活保護受給者の地域貢献活動参加および生きがい作りプログラム
8.宇陀松山華小路実行委員会(奈良県宇陀市)
活動名:まちへの気づきと参加のシステムづくり
9.特定非営利活動法人まちづかい塾(岡山県瀬戸内市)
活動名:「汐まち・人まち・牛まろび」でよっこら処!
10.おいもを愛する会(広島県呉市)
活動名:おいもラブ・ステーション・プロジェクト
<特別助成>
1.特定非営利活動法人街なか映画館再生委員会(新潟県上越市)
活動名:【感動の宅配便】世界館キネマデリバリーサービス構築
2.特定非営利活動法人グローバルヒューマン(滋賀県高島市)
活動名:農山漁村の街づくりと地方に根付く収益モデル事業構築
3.白保村ゆらてぃく憲章推進委員会(沖縄県石垣市)
活動名:白保持続可能な村づくり体制構築プロジェクト
<特別助成>(継続)[平成21年度からの継続]
1.お助けキッチン準備会(岩手県花巻市)
活動名:食でつながる土沢コミュニティプロジェクト
2.特定非営利活動法人映画保存協会(東京都文京区、台東区ほか)
活動名:蔵再生:谷根千アーカイヴの創設

 

選後評

.総評
選考委員会委員長 小林郁雄

 昨年に続き今年もまた助成申込件数が大幅に増加したことは、選考委員会としても喜ぶべきか、憂慮すべきことなのか、複雑な気持ちである。昨年の申込は160件(一般132件、特別28件)であったが、今年は192件(一般161件、特別31件)であった。昨年も思ったのだが、それらのうち助成対象として不適であるというようなものは数少ない。行政による様々な政策において、こうした地域における「住まいとコミュニティづくり活動」への包括的助成・支援が未だ十分ではないことは憂うべきことなのであろう。しかし、多くの地域団体・NPOからこの助成に期待して頂いていることは確かであり、今後もそうした人々への力となっていきたいと思う。

 選考委員会では、事務局が一般助成申込全体の4割ほどに事前選考した60件から10件を、特別助成の全申込31件から事前選考で9件に絞った中から3件を選定した。だが選外となった多くの取り組みは問題があるというものは少なく、公共事業で対応すべきでこの助成の対象としては適さないものも多かった。それらの大部分の活動は地域活性化の大きな鍵を握っていると思う。昨年も感じたが公的な資金が是非これらの活動支援に積極的に取り組んでいって欲しいと思う。

 昨年の助成先のキーワードは、1.空き家、2.アート、3.農業、4.子どもであった。今年の助成先でみると、1.空き家活用などによる歴史的町並み再生、2.アートを背景にした地域文化継承や映画館再生・映画制作、3.生態系にも配慮した都市内空き地のいも畑化や森の再生、4.高校生や地域の若者によるまちづくりといったように、大きな傾向には変わりはないが、より具体的かつ切実な住まいとコミュニティづくり活動への取り組みとなってきている。加えて、ずいぶんと増えてきたと思うのに、生活保護ホームレス対応活動がある。経済不況・格差社会の進行と軌を一にした敏感な反応であろう。

 宇陀松山の歴史的町並み保存再生への取り組みは、住まいとコミュニティづくり活動の原点というべきもので、単なる保存運動から市民の手による歴史的環境を活かした新しいまちづくりがはじまっている。石垣島白保や岡山県牛窓などでの地域環境を活かした形でのコミュニティ活動も同じような方向であろう。
 佐渡循環の島や風の盆八尾での地域文化継承やアートによるまちづくりは、アーティスト達による自由闊達な取り組みの発展系だろう。さらに日本一古い映画館・高田世界館再生や地域高齢者の青春映画制作など、映画保存の活動なども含め、映画の持つ魅力がきっかけとなった活動が元気である。
 地域の基本産業である第一次産業(農業、林業、漁業)に力点を置いたコミュニティづくり活動が、自然生態系保存や持続社会循環を目指して、街の空き地のいも畑やミツバチ育成、森づくりなどを景観、福祉、教育などと一体として進めている。都市の人間活動だけでなく、こうした総合的な視野のもとに進められる地域活動が今後のNPOの大きな使命である。
 地域のコミュニティづくり活動に学生がかかわるケースも多くなっている。さらに、子育てや子どもの活動支援なども同時に進められることも多い。高齢者と子ども・学生をつなぐ活動がこれからも大きなテーマである。
 ホームレス対応事業として、釜が崎でのアート活動や琵琶湖での生態系復活活動が進められている。どこでどうつながっているのか、これまでの常識的な地域活動・NPO活動ではすぐには理解できないが、軽やかにそうした生活保護や環境保護運動を進めている革新的先導組織に敬意を表したい。これからますますその活動の重要性が高まるものと思う。

 そうした地域コミュニティづくり活動への多様な取り組みの展開に比べ、住まいへの新しい活動展開が今すこし乏しいことが残念に思う。

 毎年、地域に根ざした、地域の顔の見える住まい・コミュニティづくり活動について、多くの申請を届けていただき、今年も充実した選考機会を審査員一同共有できたことを、お礼申し上げたい。来年もまた、全国各地の素晴らしい活動に接することができることを楽しみにしております。

 
2.助成対象の概要と評価
<一般助成>(新規)

1.えき・まちネットこまつ(山形県川西町)
活動名:町民駅を中心にしたまちづくりとひとづくり
<概要>
JR羽前小松駅は管理組合が駅の業務を行う「町民駅」だったが、管理組合が廃止されるのに伴い、高校生と住民が中心となって駅の管理を受託するために当団体が設立された。駅の業務管理だけでなく、都市のNPOとの交流、特産品の開発・販売、観光案内や情報発信等、駅を拠点として広域的に地域の活性化を目指している。
<評価>
これまでにも高校生の感覚を活かした特産品を開発するなど、若者が核となった地域活性化の実績は頼もしい。さらに来年度は、都市との交流や産直店の新設、イベントの開催等を通して、高校生・住民と来訪者間のコミュニティの醸成を図ることを予定している。まちの活性化への基盤づくりとまちの将来を担う人材育成が期待される。

2.特定非営利活動法人森の学校(栃木県那珂川町)
活動名:月島・健武 もんじゃでどんなもんじゃ
<概要>
これまで15年間にわたり廃校を拠点に子どもの環境教育活動を実施してきた団体。使用していた校舎の老朽化に伴い、栃木県那珂川町に新たな拠点(廃校)を得て、農山村の住民と都心の子どもたちの交流活動を推進する。都心の食材からできた堆肥を活用した野菜づくり等の協働作業を通じ、木造の学校を核とした新たなコミュニティの再興を目指す。
<評価>
一度は門を閉ざした学校に、再び子どもの声が響きわたり、新たなコミュニティが形成されることが期待される。これまで地方での活動にのみ目を向けてきたが、NPOの所在する月島のもんじゃの食材にも注目し、農山村の耕作放棄地の活用という双方の地域資源を結ぶユニークな活動は、都心と農山村の新たな結びつきと相乗効果が期待される。

3.池尻ロマンス座(東京都世田谷区)
活動名:映画のような「まち」づくり〜映画で地域の活性化を
<概要>
世田谷区の廃校で、月に1回古い日本映画の鑑賞会を開き、地域の高齢者や若者など、多様な人々の交流による地域コミュニティの醸成を推進してきた団体。地域の高齢者の青春時代の聞き取り調査を基にドキュメンタリー映画を制作し、区内で上映する。映画により廃校を住民の情報発信の拠点として位置づけようとしている。
<評価>
聴き取り調査、それを基にした脚本づくり等、住民の手による映画制作そのものをまちづくりとする手法は、新鮮で訴求力が感じられる。高齢者と若者以外にも商店街や町会、教育施設など、多様な主体が一丸となって、地域を映画のまちとして内外に発信していく足がかりが築かれることが期待される。

4.いのちとくらしのフリースペース ねまりや 建ち上げの会(新潟県佐渡市)
活動名:子どもと共にてしごとから暮らしのいのちを発掘する
<概要>
子育て中の母親が中心となって、各人の自宅を持ちまわりにより、地域の子育てスペースとして活用する活動を行ってきた団体。メンバーが所有する納屋を、地元の古老の指導を受けながら子どもと共に改装し、地域の人や技術が行き交う居場所をつくる。将来は家具や食器づくり、農作業などへと拡大し、手しごとの文化の発展と継承を目指す。
<評価>
子育てを軸として、新旧住民が、地域資源を活用して手づくりでコミュニティスペースをつくりあげようとしている姿に共感が持てる。佐渡における伝統や技術が、暮らしの中で見直され、自然に受けつがれていくことが期待できる。主なメンバーである移住者が、しがらみや因習にとらわれず、離島での地域文化の再生に果たす役割は大きい。

5.特定非営利活動法人循環の島研究室(新潟県佐渡市)
活動名:「生きものとの協働」拠点整備による限界集落再生
<概要>
環境保全や伝統文化の継承に関する研究、実践を佐渡で行ってきた団体。これまでに都市部の若者を招いて、地域の薪能や牛耕技能の維持・継承に努めてきた。団体に無償貸与された旧公民館を、薪能と牛耕を軸とした拠点として整備することで、島内外の人々の交流を進め、将来的には能や牛耕にまつわる商品開発に発展させることを目指している。
<評価>
離島の限界集落に多様な人が訪れ、地域の文化や農業、自然に新たな魅力が見出される可能性がある。日頃は牛で田を耕し、山仕事を行い、休みの日には能の稽古をして、年に1回の薪能でその成果を披露するというライフスタイルを島外からの来訪者と共有することにより閉塞感のある地域の再生につながることが期待される。

6.八尾スローアートショー実行委員会(富山県富山市)
活動名:地域とアートと学校と〜拠点化と継続化を目指す
<概要>
過去6年間にわたり、学校や空き家を活用して、アートを通じて若い作家と地域住民との交流イベント「八尾スローアートショー」を開催してきた団体。これまで活用してきた富山市最古の木造校舎が休校舎となったことから、当該校舎を拠点化してイベントを継続することで、アートによる地域づくりをさらに浸透させることを目指している。
<評価>
これまでの実績が中山間地域でのコミュニティづくりに貢献し、住民との協力体制が整い地域から一定の賛同も得ていることから、イベント継続の意義は大きく、地域の活性化に寄与することが期待される。さらに旧校舎に新たな機能を持たせることで、地域住民の心のよりどころを維持することも可能となる。

7.特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋(大阪府大阪市)
活動名:生活保護受給者の地域貢献活動参加および生きがい作りプログラム
<概要>
大阪市西成区、通称釜ヶ崎において、アートを活用した「こえとことば」の表現を通して豊かな市民社会の実現を目指している団体。地域の子どもの施設や生活保護受給者の高齢者施設で、表現活動のボランティアとして生活保護受給者や労働者に参加してもらい、自尊心の回復、社会参加や地域コミュニティ構築への関心を喚起することを目指している。
<評価>
これまでの団体の活動により、生活保護受給者や労働者が活動の担い手として地域社会と関わることとなった意義は大きい。路上生活経験者が参加する路上生活者への夜回りは、社会全体へ貧困問題を訴えるメッセージにもなり得る。事情を抱え地域に住む弱者といわれる人々の心が、表現活動で開放され、生活に生きがいを見出すことが期待される。

8.宇陀松山華小路実行委員会(奈良県宇陀市)
活動名:まちへの気づきと参加のシステムづくり
<概要>
宇陀松山がダリアの球根の生産が日本一であることを知った主婦が中心となり、歴史的な町並みをダリアでアピールするイベントを開催するために設立された団体。「地域の魅力」をテーマにした図案を募集し、その図案に基づき宇陀松山を花で飾る取り組み等を通じて地域の魅力を理解してもらい、地域づくりの担い手を育てる。
<評価>
これまでまちづくりへの関与が乏しかった女性の参加が得やすい取り組みを、継続的に実施していこうとする意義は大きい。また、花絵の図案の募集対象を小中高生にまで広げ、花卉組合との協力関係を作るなど、多様な人が連携して地域の魅力を発信することで、来訪者との交流も生まれ、十分に活用されていなかった地域資源を活かすことが期待される。

9.特定非営利活動法人まちづかい塾(岡山県瀬戸内市)
活動名:「汐まち・人まち・牛まろび」でよっこら処!
<概要>
「まちづくり」から「まちづかい」への移行をテーマに、住民の自主的なまちづくりの呼びかけを行っている建築士を中心とした団体。高齢化と過疎化が進む瀬戸内市牛窓地区の空き家を改装して、コミュニティカフェを開設し、孤立しがちな地元の高齢者の参加をえるとともに、空き家の活用を進める。
<評価>
若者が流出し空き家が増加し、地場産業の衰退が進む地域で、地元に残った高齢者を中心にまちづくりを進めることは意義がある。空き家が高齢者の居場所・就労の場となるだけでなく、地域内外の多様な人々との交流の場となることにより、歴史的なまちなみの魅力が見直され、賑わいの創出が期待される。また、良好な空き家の活用事例にもなり得る。

10.おいもを愛する会(広島県呉市)
活動名:おいもラブ・ステーション・プロジェクト
<概要>
子育て世代や外国籍住民が多い呉市の広地区で、民有地を借用し小学生や住民と芋類の栽培を通して、地域コミュニティの醸成を育んできた団体。これまでの実績を活かし、新たに芋類の栽培育成が可能な場所を確保し、小学生やその親など一緒に栽培を行う参加者を募り、ネットワーク化し、収穫した芋類を活用したイベントを開催する。
<評価>
これまで農作業に従事したことがないまちなかの住民が、「さつまいも」や「じゃがいも」という身近な農産物を協働で栽培し、イベントを実施することで、地域コミュニティが醸成されることが期待される。また、一連の作業に多様な主体が参画することで、まちづくりの新たな担い手を育成できる可能性がある。

 
<特別助成>(新規)

1.特定非営利活動法人街なか映画館再生委員会(新潟県上越市)
活動名:【感動の宅配便】世界館キネマデリバリーサービス構築
<概要>
1911年に建築された木造の映画館「世界館」は、新潟県上越市高田地区の中心市街地に存在する。当団体は今年度、世界館館内の椅子や床の修繕と多様なイベントを実施した。今後は、老人福祉施設などへ解説付きの16ミリ映画のデリバリーサービス事業を実施することで、映画の良さを再認識してもらい、世界館を核とした中心市街地への集客を図る。
<評価>
「世界館」は、城下町の名残を今に残す町割りや町家、雁木通り、寺町、近代化遺産の擬洋風の建築物など、豊富な歴史的資源を有する高田地区のシンボル的な存在である。地域に眠る貴重な映像や機材、映写技術を有する人材を活用した事業の展開によって、中心市街地の賑わいの向上と地域固有の文化の確立が期待される。

2.特定非営利活動法人グローバルヒューマン(滋賀県高島市)
活動名:農山漁村の街づくりと地方に根付く収益モデル事業構築
<概要>
路上生活者の自立を支援してきた当団体は、今年度、滋賀県高島市の山村の民家を改装して、失業者らが住み込み、農林水産業で自立を目指す「地域コミュニティハウス」をオープンさせた。今後、同所を活動拠点として、地域住民や来訪者との交流を行いながら、休耕田や間伐材を活用した収益事業を確立し、全国モデルの構築を目指す。
<評価>
ホームレス・ニートと呼ばれる人たちが主体となった、地域資源を活用した持続可能な事業の確立は、他地域への発信力が期待されるだけでなく、人間の尊重を目指した壮大な取り組みでもある。社会的弱者が、住民とのコミュニティを育みながら地域に必要とされる存在となり、豊かな地域社会が構築されることが期待される。

3.白保村ゆらてぃく憲章推進委員会(沖縄県石垣市)
活動名:白保持続可能な村づくり体制構築プロジェクト
<概要>
当団体は、ゆいまーるによる石積み作業や福木等の植栽で街並みや農地の修景に力を注いできた。今後も修景事業を継続するとともに、特産品の開発や販売、自然環境保全や伝統文化継承を実践する団体と協働で組織体制を確立し、総合的に収益事業を推し進めていこうとしている。地域経済を持続的に潤すことにより、雇用の促進や人材育成も図る。
<評価>
住民一人ひとりの力はわずかでも、協働で地域の景観を大きく変えることが出来ると、多くの人が実感できる取り組みを推進してきた実績は大きい。これまではボランティアで行われてきた修景活動を含め、諸活動を総体的に束ねる人材が育成され、事業に経済性が付与されることで持続的な地域づくりに発展していくことが期待される。

 
<特別助成>(継続)[平成21年度からの継続]

1.お助けキッチン準備会(岩手県花巻市)
活動名:食でつながる土沢コミュニティプロジェクト
<概要>
世代を超えた交流、食の伝承、農村部との連携等をめざし、商店街に欠けている惣菜屋を立ち上げる活動。長年の自治会活動を通じて、こうした要望が強いことを把握した。地元商店街における共同建替え事業(地域全体を長屋と捉えたプロジェクト:22年秋完成予定)のテナントとなることを計画しており、そのためのチャレンジショップの開設から始める。
<評価>
地域における食育、高齢者の食、農家と商家との連携等の問題に対し、地元の食材を活用しつつ食でつながった豊かな暮らしを築きたい、という住民の思いが感じられる。ニーズ調査の結果、要望の高かった惣菜屋を実現することにより、住・食・農・商等の複合的な視点から地域コミュニティを再生しようとする事業は、他地域への波及効果も期待できる。

2.特定非営利活動法人映画保存協会(東京都文京区、台東区ほか)
活動名:蔵再生:谷根千アーカイヴの創設
<概要>
当団体は東京千駄木地区の築100年の蔵付き古民家を拠点に、映画フィルムを歴史的文化遺産として保存継承することをめざしている。この古民家を活用して、全国的に著名な「谷根千工房」との連携の下、2団体が所蔵する地域資料・映像資料を核とした地域アーカイヴ事業を確立し、草の根文書館として一般公開へ向けた体制を整備する。
<評価>
拠点として使用する古民家、それぞれの団体が収集し所蔵している資料は、地域の生活の歴史が刻まれている。これらの資料を一箇所で2団体が協力しながら、広く一般に公開することは、谷根千地区のアイデンティティを高める効果が期待できる。また、日本ではあまり行われていない地域アーカイヴ事業に対する認識を得る良い機会になると思われる。

 

 

活動の中間報告

中間報告 中間報告 上半期の活動を中心にとりまとめた、写真も盛りだくさんの中間報告(PDFファイル:1.8MB、全64ページ)です。ぜひご覧ください。
 

 
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